意味と読み

気持ち, 心, 切望する, 恋しく思う, 懐く, 胸, 胸元, ポケット

音読み カイ、エ
訓読み ふところ、なつ.かしい、なつ.かしむ、なつ.く、なつ.ける、なず.ける、いだ.く、おも.う
名のり かね

成り立ち

この文字の左側は小さな心部首であり、感情や内面的な気持ちを扱っていることを示しています。右側は、文字の読み方を大まかに伝える音符であり、意味を直接表すものではありません。心の構成要素を、衣類や体の周りを包み込むという概念と組み合わせると、この文字は、胸の近くに抱いた感情、心の中にある愛情の温もり、あるいは会えない人への切望を暗示するようになります。やがてこの文字は、感情や愛着の座だけでなく、心が存在する身体的な胸元や胸そのものを意味するようになりました。

懐 16画

構成要素

  • 忄 部首 左
  • 十+あみがしら+衣 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 懐疑 かいぎ 物事の真偽や存在などについて、疑いを抱くこと。
  • 懐柔 かいじゅう 相手を手なずけて、自分の思い通りに従わせること。
  • 述懐 じゅっかい 自分の思いや過去の出来事を語ること。
  • 懐かしい なつかしい 過去の事柄や人などを思い出して、心が惹かれ、慕わしく感じられるさま。
  • 懐かしむ なつかしむ 過ぎ去った昔の事柄や人などを、心ひかれて思い出す。慕う。
  • 懐中電灯 かいちゅうでんとう 携帯用の小型の電動式照明器具。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
16
康熙部首
61
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1493位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+061D0