意味と読み

甲冑, 甲高い, 甲等級, 一流, 前者, 甲, 甲羅

音読み コウ、カン
訓読み きのえ
名のり かぶと、き、まさ、まさる

成り立ち

この文字は、保護する覆いという概念と構造化された形を組み合わせることで、鎧を表しているように見えます。四角形の構成要素(日)は箱状または分割された構造を暗示し、縦の棒(丨)は正面を向いた側面を強調しています。これらの画が一緒になって、鎧の重ねられた板や部分に似たイメージを作り出します。鎧の等級が階級的に分類されていたため、時間が経つにつれて意味が拡張され、階級や順序が含まれるようになり、そこから「甲級」や「一等」となりました。日本語におけるこの文字の多様性は、視覚的な形の変化によるものではなく、こうした拡張された意味に由来しています。

甲 5画

構成要素

  • 日 部首
  • 丨 部首

用例(熟語)

  • 甲乙 こうおつ すぐれたものと劣ったもの。または、第1と第2、AとB。
  • 甲種 こうしゅ 等級などの分類で、第1種にあたるもの。
  • 甲斐 かい ある行為をしただけのしるしや効果。やりがい。
  • 装甲 そうこう 戦車・軍艦などを保護するため、鋼鉄などで覆うこと。
  • 甲板 かんぱん 船の上の床面。
  • 甲高い かんだかい 声や音がうるさく高くて鋭いさま。
  • 甲状腺 こうじょうせん 喉仏の下にある、ホルモンを分泌する内分泌器官。
  • 甲子園 こうしえん 兵庫県西宮市にある野球場。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
5
康熙部首
102
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1073位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+07532