意味と読み

覚える, 学ぶ, 思い出す, 目覚める, 正気に戻る

音読み カク
訓読み おぼ.える、さ.ます、さ.める、さと.る

成り立ち

この漢字は、上部に音符を置き、下部に「見る」や「目」を表す部首を組み合わせています。ここでの意味に対して「目」という構成要素は理にかなっています。なぜなら、記憶することは何かを思い出すときに心の「目」が行うことであり、目覚めることは文字通り目を開いて意識を持つようになることだからです。上部の構成要素は、意味を加えるというよりはむしろ、その漢字がどのように発音されるかを示すために主に存在しています。視覚的な「見ること」「気づくこと」の概念と音符とが組み合わさることで、学ぶことや思い出すという精神的な作用と、目覚めるという身体的な感覚の両方を表す漢字が生まれました。

覚 12画

構成要素

  • 𦥯 音符 上
  • 見 部首 下

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 覚え おぼえ 物事を記憶すること。経験。心構え。
  • 覚悟 かくご 心構えをすること。危難や困難な事態をあらかじめ予測して心を決めること。
  • 感覚 かんかく 外界の刺激を知覚する機能、または感じ方。
  • 幻覚 げんかく 実際には存在しない刺激を、あたかも実際にあるかのように知覚すること。
  • 錯覚 さっかく 感覚の誤り。事実とは違う知覚をすること。
  • 視覚 しかく 目で光をとらえて外界を知る感覚。視力。
  • 自覚 じかく 自分の立場や状態などを自分で知ること
  • 触覚 しょっかく 皮膚が接触や圧力を感じ取る感覚。触感。

データ

画数
12
康熙部首
147
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
第4学年(教育漢字)
頻度順位
第710位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+0899A