意味と読み

かなた, 向かい合う, 向こう, 立ち向かう, 反抗する, 〜の傾向がある, 近づく

音読み コウ
訓読み む.く、む.い、-む.き、む.ける、-む.け、む.かう、む.かい、む.こう、む.こう-、むこ、むか.い
名のり こお、た、な、むか、むかい、むこう

成り立ち

「向」という文字は、方向(右側が示唆するもの)に向き合う、または向く人や姿(左側の縦の画)を描いたものである可能性が最も高いです。この形は動きや方向性を示しており、何かに向かって指し示したり傾いたりしている様子から、自然と「facing(向く)」「toward(〜の方へ)」「confront(向かい合う)」といった意味につながりました。やがて、この方向性という視覚的アイデアは、「tend toward(〜の傾向がある)」や「yonder(向こうの、遠くの場所)」といった抽象的な意味へと広がっていきました。この文字は本質的に、身体や注意を特定の方向に向ける動作を捉えたものです。

向 6画

構成要素

この字は分割できない一つのまとまった形として扱われます (向)。

用例(熟語)

  • 一向 いっこう ある状態が非常に進んでいるさま。また、打ち消しの語を伴って、少しも〜ないさま。
  • 傾向 けいこう 物事が特定の方向へむかう傾向や性質。
  • 向き むき 物の面している方向。物の性質や適性。
  • 向く むく ある方向へ顔や体が対する。物事が好ましい状態に向かう。
  • 向け むけ ある特定の対象をねらいとすること。…向き。
  • 向上 こうじょう 物事の程度や状態が、さらに上に向かうこと。
  • 志向 しこう ある方向へ心が向かうこと。
  • 趣向 しゅこう 物事を面白くするためのくふうや、おもむき、計画。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
6
康熙部首
30
成り立ちの種類
象形・指事
配当学年
第3学年(教育漢字)
頻度順位
第182位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+05411