意味と読み

経典, 経度, 経る, 期限切れ, 経糸

音読み ケイ、キョウ、キン
訓読み へ.る、た.つ、たていと、はか.る、のり
名のり つね、のぶ

成り立ち

この文字は、左側に繊維や糸に関連する概念であることを示す部首である「糸」を置き、右側に発音の音符として機能する構成要素「圣」を組み合わせています。機織り機の中を縦に通る糸を縦糸と呼び、これが「経る」という意味に自然に結びつきます。時間が経つにつれて、一方向に走る糸という具体的なイメージが、「経度」(地図上の南北の線)や、やがて「通り抜ける」「流れ通る」という意味に広がりました。教えを糸でつむぐようにまとめた仏教の経典という関連する意味も、連続して流れたりアイデアを順番につないだりするものというこのパターンに合致します。

経 11画

構成要素

  • 糸 部首 左
  • 圣 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 経つ たつ 時間や年月が過ぎていく。
  • 経る へる 時間や空間を通っていく。また、経験する。
  • 経緯 けいい 物事の細かい事情や成り行き。また、たてよこの糸。
  • 経営 けいえい 組織や事業を方針に従って維持し、運営していくこと。
  • 経過 けいか 物事が移り変わっていくこと。時間がたっていくこと。
  • 経験 けいけん 実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得た知識や技能。
  • 経済 けいざい 社会において、財貨を生産・流通・消費する活動。また、やりくり。
  • 経度 けいど 地球上の位置を示す、本初子午線からの東西の角度。

データ

画数
11
康熙部首
120
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第79位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+07D4C