意味と読み

旅, 旅行, 追い払う, 手放す, 行く, 前, かつて

音読み オウ
訓読み い.く、いにしえ、さき.に、ゆ.く
名のり みち

成り立ち

「往」という文字は、移動や行くという概念を表現するために2つの構成要素を組み合わせています。左側の「彳」は移動や歩行の分類子であり、道や旅に関連する多くの文字に現れます。右側の「主」は「主人」や「長」を意味し、ここでは音の音響的ヒントとして働きながら、誰かが主導権を握るか前に進むことも暗示しています。合わせて、像は移動中の人や権威者であり、それが自然と「行く」、「旅する」、または「旅行する」を意味するようになりました。空間への前進や時間を遡るという感覚から、「以前」や「かつて」のような時間に関連する意味が発達したようです。

往 8画

構成要素

  • 彳 部首 左
  • 主 意符 右

用例(熟語)

  • 往診 おうしん 医師が患者の自宅に出向いて診察すること。
  • 往生 おうじょう 死んで極楽浄土に往くこと。また、困り果てること。
  • 往年 おうねん すぎ去った年。かつて。昔。
  • 往復 おうふく 行きと帰り。また、行って帰ってくること。
  • 往来 おうらい 行き来すること。人や車が通ること。また、道路。
  • 既往症 きおうしょう これまでに罹ったことのある病気。病歴。
  • 右往左往 うおうさおう 混乱してあちこちへ行き来すること
  • 立ち往生 たちおうじょう 身動きが取れなくなること。進行できなくなること

データ

画数
8
康熙部首
60
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第1421位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+05F80