意味と読み
権威, 権力, 権利
音読み ケン、ゴン
訓読み おもり、かり、はか.る
成り立ち
この文字は、左側に木で作られた何かを連想させる木偏を、右側には発音を指し示す音符を組み合わせています。左側はもともと、木製の天秤や計量器(権威をもって物事を測定し決定するために使用される道具)を描いていたと考えられます。時とともに、重さを量り測定するというイメージは、決定したり判断したりする権限を持つという抽象的な感覚へと発展しました。こうして漢字全体として、決定を下して結果を定める能力である「権威」や「権力」を意味するようになりました。
構成要素
- 木
- 雚V
音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。
用例(熟語)
- 越権 えっけん 自分の権限の範囲を超えて勝手な行動をすること。
- 棄権 きけん 権利を行使しないこと。投票などをしないこと。
- 権威 けんい ある分野において、人々を従わせるほど優れたものとして信頼されている勢力や力量。
- 権益 けんえき 国や個人が、法律や条約などによって正当に得ている権利と利益。特に外国における権益。
- 権限 けんげん ある人が職務として行うことのできる範囲。また、その資格や力。
- 権利 けんり 人や社会に対して正当に主張し、または支配することのできる力。また、その法律上の資格。
- 権力 けんりょく 他人を自分の意思に従わせる強制的な力。特に、国家や政府がもつ政治的な支配力。
- 債権 さいけん 他者に対して特定の行為や金銭の支払いを請求する権利。
間違えやすい漢字
形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。
データ
- 画数
- 15
- 康熙部首
- 75
- 成り立ちの種類
- 形声(意味+音)
- 配当学年
- 第6学年(教育漢字)
- 頻度順位
- 第156位(新聞)
- 旧JLPT
- 2級
- Unicode
- U+06A29