意味と読み

手の平, 掌る, 管理する, 指揮する

音読み ショウ
訓読み てのひら、たなごころ

成り立ち

「掌」という漢字は、下部に手に関する事柄を表す手という部首と、上部にこの漢字のだいたいの読み方を示す音符である「尚」を組み合わせています。手の構成要素は、手のひら、つまり手の内側の表面という本来の意味に自然につながっています。そこから、何かを手のひらに載せることによる支配や権威を連想させる「管理する」や「つかさどる」という派生的な意味が生まれました。この同じ論理は他の言語にも見られ、「手中にある」という概念は熟達や支配を暗示しています。

掌 12画

構成要素

  • 尚 音符 上
  • 手 部首 下

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 合掌 がっしょう 仏を敬うなどのために、両手の平を胸の前で合わせること。
  • 車掌 しゃしょう 列車や路面電車などで、乗務員の補助や車内業務を行う係員。
  • 掌握 しょうあく 自分の思いのままにコントロールすること。手に入れること。
  • 掌中 しょうちゅう 自分の思いのままに支配すること。手の中。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
12
康熙部首
64
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1757位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+0638C