意味と読み

トゲ, 突く, 刺す, チクチクする, 名刺

音読み シ
訓読み さ.す、さ.さる、さ.し、さし、とげ

成り立ち

この漢字は、左側に音のヒントを、右側に意味を担う構成要素を組み合わせています。左側の部分(朿)は、その漢字を大まかにどう発音するかを教えてくれます。右側の部分(刂)は、切ることや突き刺すことに関連する言葉を分類する、刀や刃物の部首です。これらが合わさることで、何か鋭いもの(刃物やトゲ)を使って何かを突き刺したり刺したりするという概念が構築されます。トゲ、刺す、ちくりとするという日常的な意味はすべて、先端のとがったものが表面を突き破るというこの核心的なイメージから来ており、この漢字はまた名刺という意味も獲得しました。なぜなら、古い日本では、名刺は先端のとがったものを前方に差し出すのに似た正式な仕草で差し出されていたからです。

刺 8画

構成要素

  • 朿 音符 左
  • 刂 部首 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 刺し さし 米俵などの検査に用いる、先の尖った筒状の道具。
  • 刺す さす 尖ったもので突く。また、針などで皮膚を突き通す。
  • 刺繍 ししゅう 布地に色糸で絵や模様を縫い出すこと。
  • 刺身 さしみ 魚介類の身を薄く切り、わさびや醤油などをつけて生で食べる料理。
  • 風刺 ふうし 社会の欠点や人物の欠陥などを、遠回しに批判・揶揄すること。
  • 名刺 めいし 氏名・所属・連絡先などを印刷した小形の札。
  • 刺激 しげき 感覚器官や組織に作用して、生理的な反応を起こさせること。また、心や行動に活気を与えること。
  • 刺さる ささる 先のとがったものが、ものにつきとおる。また、突き刺さる。

データ

画数
8
康熙部首
18
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1031位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+0523A