意味と読み

虚, 空虚, 油断, 割れ目, 裂け目, 虚偽

音読み キョ、コ
訓読み むな.しい、うつ.ろ

成り立ち

この漢字は、空虚や不在を表現するために2つの部分を組み合わせています。枠のような形をした左側の構成要素は、虎や獣に関連する漢字を分類し、発音のヒントとなる分類子として機能します。平らな表面や台を描いた右側の構成要素は、不完全なものや満たされていない感覚をもたらします。これらの要素が合わさることで、中空の空間、すなわち容器や輪郭はあるように見えながら内部の実体がないものが示唆されます。むなしいこと、空虚、さらには虚偽といったこの漢字の意味はすべて、本来の中身が欠けているものというこの中心的な概念から生じています。

虚 11画

構成要素

  • 虍 音符 垂(たれ)
  • 业 意符 position.tarec

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 虚栄 きょえい 実質がないのに見栄を張ること。
  • 虚偽 きょぎ 事実ではないこと。嘘。
  • 虚空 こくう 果てしなく広がる何もない大空。
  • 虚構 きょこう 事実ではないことを、事実であるかのように作り上げること。
  • 虚弱 きょじゃく 体が弱く、気力がないこと。
  • 虚心 きょしん 先入観を持たず、素直な心で物事に臨むこと。
  • 虚無 きょむ すべてがむなしく、何もないこと。
  • 空虚 くうきょ 中身が何もないこと。むなしいこと。

データ

画数
11
康熙部首
141
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1454位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+0865A