意味と読み

欠ける, すきま, 失敗する, あくびの部首

音読み ケツ、ケン
訓読み か.ける、か.く

成り立ち

「欠」という文字は、人の頭を後ろに傾けて口を大きく開けたシンプルな絵のようで、あくびやあえぎの瞬間を捉えています。上の画は頭部を示し、真ん中の空いたスペースは開いた口を表しています。あくびが開き口を作るように、何かが欠けていることが空虚なスペースを生み出すため、この開いた口という視覚的イメージは「不足」や「すきま」といった意味に自然に拡張されました。時間の経過とともに、絵としての類似性は現在見られるような抽象的な形に様式化されましたが、開いた口という元のイメージは、それに関連するすべての意味の基礎であり続けています。

欠 4画

構成要素

この字は分割できない一つのまとまった形として扱われます (欠)。

用例(熟語)

  • 欠く かく あるべきものが無い状態になる。また、刃物などが部分的に損なわれる。
  • 欠員 けついん 定員に満たない、空いている席やポスト。
  • 欠陥 けっかん 足りないところや、具合の悪いところ。
  • 欠伸 あくび 眠気や退屈などで自然に口が大きく開く生理現象。
  • 欠席 けっせき 会合や授業などに出席しないこと。
  • 欠損 けっそん 足りないことや、損なわれて失われること。
  • 欠点 けってん 不十分なところ。短所。
  • 欠如 けつじょ 必要なものが備わっていないこと。

データ

画数
4
康熙部首
76
成り立ちの種類
象形・指事
配当学年
第4学年(教育漢字)
頻度順位
第860位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+06B20