意味と読み

調べる

音読み サ

成り立ち

「査」という文字は、上に木を、下に発音の音符となる「且」を組み合わせています。「木」という部首は「調べる」という言葉には一見奇妙に思えるかもしれませんが、木製の記録や文書を吟味する習慣を反映している可能性が高く、古代においては重要な情報はしばしば竹や木の短冊に書かれていました。音符である「且」を添えることで、文字通り書かれた資料を細かく調べるという探求の行為を表す文字が形作られました。やがて、文書を調べることから、あらゆるものを調査したり検査したりするというより広い意味へと一般化しました。

査 9画

構成要素

  • 木 部首 上
  • 且 音符 下

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 検査 けんさ 物事の状態や性能、品質などを詳しく調べて確かめること。
  • 査察 ささつ 法令違反や不正などがないか、立ち入って詳しく調べること。臨検。
  • 査証 さしょう 旅券(パスポート)所持者が入国しても差し支えないことを示す証明。ビザ。
  • 査定 さてい 価値や等級、損害額などを調べて決定すること。また、予算などを改訂すること。
  • 査問 さもん 事実関係などを詳しく調べ問うこと。
  • 主査 しゅさ 調査や審査の中心となる担当者。
  • 巡査 じゅんさ 警察官の階級の一つ。また、その階級にある人。
  • 審査 しんさ 願書や答案などを調べて、適否などを決めること。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
9
康熙部首
75
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第184位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+067FB