意味と読み

保留, 掛かる, 依存する, 相談する, 遠い, かけ離れた

音読み ケン、ケ
訓読み か.ける、か.かる

成り立ち

漢字の「懸」は、下部に心臓の部首(心)を、上部に発音の音符として働く構成要素「縣」を組み合わせています。心の部首は、この漢字が精神的または感情的な状態に関連しているのを示しています。上部分の「縣」はもともと、中心点からぶら下がっている郡や行政区画を描いており、何かが吊るされている、または依存しているという概念を視覚的に暗示していました。時間の経過とともに、この吊るされているというイメージは、不確実にぶら下がっている状態、何かに依存している状態、または距離を保ったままの状態といった抽象的な意味に適用されました。これらはすべて、心の部首と音を表す要素を組み合わせることで捉えられています。

懸 20画

構成要素

  • 縣 音符 上
  • 心 部首 下

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 懸案 けんあん 以前から問題になりながら、まだ解決していない事柄。
  • 懸賞 けんしょう 賞品や賞金をかけて、広く一般から作品を募集したり、広告などをしたりすること。
  • 懸垂 けんすい 鉄棒などにぶら下がり、腕の力で体を引き上げる運動。
  • 懸念 けねん 気にかかって心配すること。不安に思うこと。
  • 懸命 けんめい 命がけであるさま。力を尽くして物事にあたるさま。一所懸命。
  • 一生懸命 いっしょうけんめい 命がけで事にあたるさま。また、その様。

データ

画数
20
康熙部首
61
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第889位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+061F8