意味と読み

赤褐色, 赤, 丹, 丸薬, 誠意

音読み タン
訓読み に
名のり た、たみ、まこと

成り立ち

この文字は、容器や囲まれた空間を表す箱の形と、容器の中に含まれる鉛丹や辰砂の粉末を最もよく描写している点とを組み合わせています。古代中国において、鉛丹や辰砂は錬金術や医薬品、赤色の顔料や丸薬を作るのに使われた貴重な物質だったため、容器に入ったこの粉末のイメージは、物質そのものとそれに関連する赤みがかった色の両方を表すようになりました。公式文書や儀式において赤い顔料が信憑性や重要性の目印として重宝されたためか、この文字の意味はこの具体的なイメージから、誠実さという抽象的な意味へと広がっていきました。

丹 4画

構成要素

  • 冂 意符
  • 丶 部首

用例(熟語)

  • 丹精 たんせい 心を込めて物事を行うこと。まごころ。
  • 丹念 たんねん 心を込めて、丁寧に行うさま。念入り。
  • 切支丹 キリシタン キリスト教、およびその信者。主として江戸時代以前のものを指す。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
4
康熙部首
3
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1402位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+04E39