意味と読み

弁, 花弁, 三つ編み, 演説, 方言, 識別, 処理する, 区別する, 冠

音読み ベン、ヘン
訓読み かんむり、わきま.える、わ.ける、はなびら、あらそ.う
名のり べ

成り立ち

漢字「弁」は、分割や区別の概念を合わせて示唆する2つの構成要素を組み合わせています。上部の「厶」と下部の「廾」はもともと物事が分けられたり引き裂かれたりする様子を描いていました。分割や区別というこの核心的な感覚から、物事を識別する能力である「弁別」という意味が生じます。その後、漢字は自然に関連する意味へと広がりました。「言語」や「方言」は言葉が意味を分ける様子を反映し、「花びら」や「弁」はどちらも明確に分かれた部分を持つものであり、「編み物」は束が分けられて織り交ぜられるものです。このように、形の持つ分離という根本的な発想が、時を経てこれらのより具体的な意味へと枝分かれしていきました。

弁 5画

構成要素

  • 厶 部首 上
  • 廾 部首 下

用例(熟語)

  • 駅弁 えきべん 鉄道の駅や車内で売られる、その土地の名物などを盛り込んだ弁当。
  • 勘弁 かんべん 過ちなどを許すこと。堪え忍ぶこと。
  • 合弁 ごうべん 複数の会社などが共同で事業を行うこと。
  • 代弁 だいべん 本人の代わりに意見や弁解を述べること。
  • 答弁 とうべん 議会や裁判所などで、質問や追及に対して自分の意見や説明を述べること。また、その返答。
  • 熱弁 ねつべん 熱心で力強い、感情のこもった演説や弁論。
  • 弁解 べんかい 自分の立場や行動の正当性を説明し、理解を求めること。言い訳。
  • 弁慶 べんけい 非常に強い人。また、強がりを言う人のたとえ。

データ

画数
5
康熙部首
55
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第619位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+05F01