意味と読み

徳の高い, 良い, 善

音読み ゼン
訓読み よ.い、い.い、よ.く、よし.とする
名のり たる、よし

成り立ち

この文字は、人(もともと羊や動物を描いた「羊」)の概念と、口や言葉の要素(口)を組み合わせているように見えます。このつながりは、初期の中国文化における善が、言葉による称賛や承認とどのように結びついていたかを反映しているようです。人々が誰かをよく言うとき、その人は自分の美徳を認められているのです。文字の形は、何世紀にもわたってこれらの視覚的要素から現在の抽象的な形へと進化しましたが、依然として肯定的な評価や承認を受けるという感覚を伝えています。「良い」や「徳の高い」という意味が定着したのは、徳の高い人こそが他者から好意的に語られる人だからです。

善 12画

構成要素

この字は分割できない一つのまとまった形として扱われます (善)。

用例(熟語)

  • 改善 かいぜん 悪い状態を改めてよくすること。
  • 最善 さいぜん その状況の中で、もっともよいと思われることや方法。
  • 慈善 じぜん 情けをかけ、恵まれない人に金品などを施すこと。
  • 親善 しんぜん 国と国などが仲良くすること。また、その交際。
  • 善悪 ぜんあく よいこととわるいこと。善と悪。
  • 善意 ぜんい よい心。また、悪意のないこと、親切な気持ち。
  • 善戦 ぜんせん 実力のある相手に対して、よく戦うこと。
  • 善良 ぜんりょう 性質が素直で、心根がよいこと。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
12
康熙部首
30
成り立ちの種類
象形・指事
配当学年
第6学年(教育漢字)
頻度順位
第765位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+05584