意味と読み

債券, 借金, 負債

音読み サイ

成り立ち

「債」という文字は、人間関係や人間の事柄に関連することを示す左側の「にんべん」と、意味を加えるというよりはおおよその読み方を教える音符として機能する右側の「責」を組み合わせています。借金や義務という核心的なアイデアは、責任に縛られている人や、別の誰かに何かを借りている人という概念から生まれます。時を経るにつれて、これが拡張され、ローンや経済上の債券といった、一方が他方に対して義務を負うすべての状況を含むようになりました。「人」に「音の指標」が加わることで、対人間の金銭的義務を表す文字が作られるという構造は理にかなっています。

債 13画

構成要素

  • 亻 部首 左
  • 責 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 起債 きさい 公債や社債などを発行すること。
  • 公債 こうさい 国や地方公共団体が資金調達のために発行する債券。国債や地方債の総称。
  • 国債 こくさい 国家が資金を調達するために発行する債券。
  • 債券 さいけん 国や企業などが資金を借り入れるために発行する有価証券。
  • 債権 さいけん 他者に対して特定の行為や金銭の支払いを請求する権利。
  • 債務 さいむ 金銭などを支払わなければならない義務。
  • 社債 しゃさい 株式会社が発行する債券。
  • 負債 ふさい 金銭などを借りて返済すべき義務。借金。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
13
康熙部首
9
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第728位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+050B5