意味と読み

借りる, 賃借りする

音読み シャク
訓読み か.りる

成り立ち

「借」という漢字は、左側の人間を示す要素と、右側の音符を組み合わせたものです。「人間」を意味する簡略化された左側の要素は、この漢字が人間の行動に関するものであることを示します。右側の構成要素である「昔」は、主に音符として働き、漢字の大体の発音(「シャク」のような音)を伝えます。「人間」とこの発音要素の組み合わせによって、「借りる」や「賃貸する」を意味する漢字が生まれました。これはおそらく、借りることが人間が行う行為であり、日本語に取り入れられた際に発音要素が話者の発音の記憶を助けたためです。

借 10画

構成要素

  • 亻 部首 左
  • 昔 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 借り かり 金銭や物品などを借りること。また、恩義や迷惑を受けて心に負担を感じること。
  • 借款 しゃっかん 国家間や国際機関の間で行われる、長期・大口の資金貸付。
  • 借金 しゃっきん 金銭を借りること。また、その借りたお金。
  • 借地 しゃくち 他人の所有する土地を、地代を払って借りること、およびその土地。
  • 貸借 たいしゃく 金銭や品物の貸し借り。
  • 賃借 ちんしゃく 金銭を支払って、土地や家、物品を借りること。
  • 拝借 はいしゃく 物を借りることの謙譲語。
  • 借家 しゃくや 他人の所有する家を、家賃を払って借りること、およびその家。

データ

画数
10
康熙部首
9
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
第4学年(教育漢字)
頻度順位
第932位(新聞)
旧JLPT
3級
Unicode
U+0501F