意味と読み

負け, マイナス, -, 負う, 責任を負う

音読み フ
訓読み ま.ける、ま.かす、お.う

成り立ち

この文字は、「敗北」と「負うこと」を表現するために2つのアイデアを組み合わせています。上の構成要素は背中に何かを背負っている人を表し、下の構成要素である「貝」はもともと貝殻やお金(貝殻は通貨として使われていました)を意味していました。これらが合わさることで、借金や荷物を背負っている人のイメージ、つまり何かを負っている感覚や義務に押しつぶされそうな感覚が生み出されます。この視覚的比喩は、敗北した人は敗戦を背負うことから、「敗北」という意味にまで広がりました。したがって、この文字は、荷物を運ぶという物理的なアイデアと、責任や損失を負うという抽象的なアイデアの両方をとらえています。

負 9画

構成要素

  • 𠂊 意符 上
  • 貝 部首 下

用例(熟語)

  • 自負 じふ 自分の才能や仕事に誇りを持つこと
  • 勝負 しょうぶ 勝ちと負け。試合や勝敗を決めること。
  • 負う おう 荷などを背中にのせる。責任や任務などを引き受ける。傷をうける。
  • 負け まけ 負けること。敗北。
  • 負荷 ふか 背負う荷物。転じて、機械や組織にかかる負担や仕事量。
  • 負債 ふさい 金銭などを借りて返済すべき義務。借金。
  • 負傷 ふしょう けがをすること。また、その傷。
  • 負担 ふたん 引き受けること。また、引き受けた費用や労力。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
9
康熙部首
154
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
第3学年(教育漢字)
頻度順位
第443位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+08CA0