意味と読み

抱く, 擁する, 所有する, 保護する, 率いる

音読み ヨウ

成り立ち

「擁」という文字は、これが手で行われる動作であることを示す左側の手偏と、発音の音符として機能する右側の「雍」という構成要素を組み合わせています。右側の構成要素は意味には寄与しませんが、文字がどのように読まれるべきかを示しています。手の動作という意味は、自分自身に何かをしっかりと引き寄せることへと自然に発展し、それが抱きしめること、包み込むこと、そして自分の手のうちに所有することの意味へと進みました。そこから意味は比喩的に、何かを保護すること、安全に守ること、そして最終的には他者を導いたり支えたりすることへと広がっていきました。

擁 16画

構成要素

  • 扌 部首 左
  • 雍 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 擁立 ようりつ ある人物をかついで指導者の地位につけること。
  • 抱擁 ほうよう 互いに両腕で抱きしめ合うこと。
  • 擁護 ようご かばい守ること。保護すること。
  • 擁する ようする 抱く。かかえ持つ。また、ある地位に推し立てておく。
  • 人権擁護 じんけんようご 基本的人権が侵害されないよう守り、その確立を図ること。

データ

画数
16
康熙部首
64
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1213位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+064C1