意味と読み

賢さ, 素早い, 油断のない

音読み ビン
訓読み さとい
名のり さとし、ちょう、とし、び

成り立ち

この文字は、繰り返しの概念と行動の概念を組み合わせています。左側の構成要素「毎」はもともと「すべて」や「毎回」を意味し、繰り返し起こることを暗示しています。右側の構成要素「何かを打つ、行う」といった行動や動きの分類子である「攵」です。これら二つの部分は、素早く繰り返される行動、つまり鋭く油断のない頭脳から生まれる機敏で素早い動きを暗示しています。時を経るにつれて、この素早く繰り返される動きという視覚的イメージが、賢さや敏捷さというより広い意味を表すようになりました。

敏 10画

構成要素

  • 毎 意符 左
  • 攵 部首 右

用例(熟語)

  • 鋭敏 えいびん 感覚や頭の働きが非常にすぐれていること。
  • 過敏 かびん 刺激に対する反応が、敏感すぎる状態であること。
  • 機敏 きびん 動きや頭の回転が素早く、状況に適切に対応するさま。
  • 敏感 びんかん 刺激に対する反応が早いこと。感覚が鋭いこと。
  • 敏速 びんそく 動作や判断などが鋭く素早いこと。
  • 敏腕 びんわん 仕事を手際よく処理する優れた手腕。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
10
康熙部首
66
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1042位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+0654F