意味と読み

おろか, 愚か者

音読み チ
訓読み し.れる、おろか

成り立ち

この漢字は、漢字が心の病気や状態を描写していることを示す左側の病気の部首と、発音の音符として機能する右側の「知」(知る)という漢字を組み合わせています。愚かさや間抜けさが一種の精神疾患や欠陥、すなわち適切な知識や理解の欠如として扱われるという考え方です。時を経るにつれて、この組み合わされた形は愚かである、あるいはバカであるという意味を表すようになり、一方で右側の構成要素が漢字の正しい発音へと導きます。

痴 13画

構成要素

  • 疒 部首 垂(たれ)
  • 知 音符 position.tarec

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 愚痴 ぐち 言ってもしかたがないことを、言って嘆くこと。不平。文句。
  • 痴漢 ちかん 電車などで、女性にみだらな行為をする男。
  • 痴呆 ちほう 知能が衰えて正常な判断ができなくなった状態。認知症。
  • 音痴 おんち 音楽的な感覚や、音程・リズムをとる能力が欠けていること。
  • 方向音痴 ほうこうおんち 方角や道が極めて分からないこと。また、その人。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
13
康熙部首
104
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1663位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+075F4