意味と読み

採る, 取る, 迎える, 取り上げる

音読み サイ
訓読み と.る

成り立ち

この文字は、手で行われる動作を示す左側の手に関する部首と、発音の音符として機能する右側の構成要素「采」を組み合わせています。「采」の構成要素は意味には寄与せず、文字の読み方を大まかに伝えます。手に関する部首と音符が合わさることで、手で何かを選び取る、あるいは採るという意味の文字が生まれます。選ぶことや集めることは自然な手の動作だからです。時間の経過とともに、意味は「取る」や「持ってくる」というより一般的な意味へと広がっていきました。

採 11画

構成要素

  • 扌 部首 左
  • 采 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 採掘 さいくつ 地下の鉱物などを掘り出すこと。
  • 採決 さいけつ 議会などで、可否を決めるために投票や挙手によって決議すること。
  • 採算 さいさん 事業などで、利益と損失のつりあい。もうけ。
  • 採取 さいしゅ 植物や鉱物などを採り集めること。
  • 採集 さいしゅう 昆虫や植物などを探し求めて集めること。
  • 採択 さいたく 提案や意見などを選び取って採用すること。
  • 採炭 さいたん 石炭を掘り出すこと。
  • 採点 さいてん 試験の答案などの出来栄えに点数をつけること。

データ

画数
11
康熙部首
64
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第607位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+063A1