意味と読み

失う, 誤り, 過失, 不利益, 損失

音読み シツ
訓読み うしな.う、う.せる

成り立ち

「失」という文字は、スラッシュのストロークと、男や人を表す構成要素「夫」という2つの視覚的なアイデアを組み合わせています。元の絵は、人から何かが落ちたり零れ落ちたりする様子を示しており、スラッシュは下向きの動きや喪失を暗示しています。時を経るにつれ、何かが人の手から滑り落ちるというこのイメージは、何かを失うことや見落とすことを意味するようになり、そこからあらゆる種類のエラーや過ちへと拡張されました。簡略化された現代の形は、何かがうまくいかなくなったり消えたりするという感覚を暗示する、本質的なストロークだけを残しています。

失 5画

構成要素

  • 丿 部首
  • 夫 意符

用例(熟語)

  • 過失 かしつ 不注意やうっかりミスによって引き起こした過ち。
  • 失う うしなう 持っていた物や地位、命などをなくす。見失う。
  • 失意 しつい 期待や希望が外れて、がっかりすること。落胆。
  • 失格 しっかく 資格を失うこと。また、その条件に満ちていないこと。
  • 失脚 しっきゃく 地位や権力を失うこと。
  • 失業 しつぎょう 働く能力と意思があるのに、職がない状態。
  • 失敬 しっけい 礼儀に外れること。失礼なこと。また、ちょっと失礼すること。
  • 失跡 しっせき 行方がわからなくなること。姿をくらますこと。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
5
康熙部首
37
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
第4学年(教育漢字)
頻度順位
第447位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+05931