意味と読み

厚い, 重い, 濃厚な, 親切な, 心温まる, 厚かましい, 厚顔な

音読み コウ
訓読み あつ.い、あか
名のり あ、あっ

成り立ち

この漢字は、層をなした、あるいは実質的な形態を示しているように見えます。左側は垂直な構造に似ており、右側は深みにおいて蓄積されたり積み上げられたりした何かを暗示しています。全体的な構成は、複数の要素が積み重なったり押し合ったりしている様子を示すことで、厚みや重さという概念を視覚的に伝えています。やがて、この物理的な厚みの視覚的表現は、豊かさや豊富さを表すようになり、さらには、人間性においてこうした性質が深く実質的なものと考えられていたことから、優しさや誠実さというより抽象的な意味へと広がっていきました。

厚 9画

構成要素

この字は分割できない一つのまとまった形として扱われます (厚)。

用例(熟語)

  • 温厚 おんこう 性格が穏やかで優しいこと。
  • 厚い あつい ある点から対立する反対側までの距離が大きい。情愛がこもっている。
  • 厚さ あつさ 厚みの程度。
  • 厚意 こうい 相手の心からの親切な気持ち。
  • 厚紙 あつがみ 厚くて硬い紙。
  • 厚生 こうせい 生活を豊かにし、福祉を向上させること。
  • 厚相 こうしょう 厚生大臣の略称。
  • 厚着 あつぎ 衣服を重ねてたくさん着ること。

データ

画数
9
康熙部首
27
成り立ちの種類
象形・指事
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第768位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+0539A