意味と読み

乾かす, 干す, 引く, 干渉する, 仲裁する

音読み カン
訓読み ほ.す、ほ.し-、-ぼ.し、ひ.る
名のり ほし

成り立ち

漢字の「干」は、平らに置かれた木の棒や枝を描いたもののようです。古代中国において、この単純な形は、太陽の下で棒に干された衣類のように、何かが乾燥することや薄く広げられるという概念を表すようになりました。時間が経つにつれて、その意味は「干潮」(水が引くこと)や、さらには「干渉する」(障害物が道を塞ぐように、突き刺したり邪魔をしたりすること)といった関連する概念へと広がりました。まっすぐで単純な物体の基本的なイメージが、さらされていること、減少していること、または侵入していることという感覚をとらえる汎用性の高い漢字となりました。

干 3画

構成要素

この字は分割できない一つのまとまった形として扱われます (干)。

用例(熟語)

  • 干る ひる 水分がなくなって乾く。ひからびる。
  • 干潟 ひがた 潮が引いたときに海面から現れる泥や砂の浅い土地。
  • 干渉 かんしょう 他人のことに立ち入って、自分の意思に従わせようとすること。国際法で、他国の内政に介入すること。
  • 干拓 かんたく 湖沼や海を堤防で囲み、中の水を排水して陸地にすること。
  • 干満 かんまん 潮の満ち引き。
  • 若干 じゃっかん 多くはないが、ある程度の数量があるさま。いくらか。
  • 欄干 らんかん 橋や縁側などの周囲に設ける手すり。擬宝珠などの装飾がつくこともある。
  • 干す ほす 濡れたものに風を当てたり日光に照らしたりして水分を飛ばし、乾かす。また、液体のなかから取り出す。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
3
康熙部首
51
成り立ちの種類
象形・指事
配当学年
第6学年(教育漢字)
頻度順位
第1349位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+05E72