意味と読み

もっぱら, ただ, 単に

音読み ユイ、イ
訓読み ただ
名のり ゆ

成り立ち

漢字の「唯」は、左側に発話や言葉を暗示する口偏を、右側に発音を示す音符を組み合わせています。口という構成要素は、単一ではっきりとした何かを話し、あるいは言うという概念を暗示しており、それが「もっぱら」あるいは「ただ〜だけ」という状態を述べる意味に繋がっています。右側の構成要素は、意味を加えるのではなく、この漢字の読み方の手がかりを提供します。これらの部分が合わさることで、一つのことについて強調して話すというニュアンスが生まれ、それが「もっぱら」や「ただ」という意味へと発展しました。

唯 11画

構成要素

  • 口 部首 左
  • 隹 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 唯一 ゆいいつ そのほかに全く例がないこと。
  • 唯物論 ゆいぶつろん 物質を根源的実体とし、精神や意識をその派生とする哲学の立場。

データ

画数
11
康熙部首
30
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1292位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+0552F