意味と読み

紛らわす, 間違われる, 道に迷う, 逸らす

音読み フン
訓読み まぎ.れる、-まぎ.れ、まぎ.らす、まぎ.らわす、まぎ.らわしい

成り立ち

この漢字は、左側に糸(糸)を、右側に音符(「ふん」という音を与える「分」)を組み合わせています。糸という構成要素は、もつれたり絡み合ったりした糸の視覚的なイメージを想起させ、それが物事が混乱したり混ざり合ったりする感覚を反映しています。糸がもつれると、本来の目的からそれてしまったり、その中で道に迷ったりする原因となりますが、これが自然とこの漢字の「紛れ」や「道に迷う」という意味につながりました。右側の構成要素は、意味を付け加えるというよりは、漢字の音を大まかに教えてくれます。

紛 10画

構成要素

  • 糸 部首 左
  • 分 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 紛糾 ふんきゅう もつれてごたつくこと。混乱すること。
  • 紛失 ふんしつ 物をなくすこと。行方不明になること。
  • 紛争 ふんそう もめごと。争い。
  • 紛れ まぐれ 偶然。行き違い。まぎらわしいこと。
  • 紛らす まぎらす 気持を他のことに向けたりして、心をまぎらわせる。まぎらす。
  • 紛れる まぎれる 他のものにまじって区別がつかなくなる。気がまぎれる。まぎれ込む。
  • 紛らわしい まぎらわしい よく似ていて区別がつきにくい。間違えやすい。
  • 紛れもない まぎれもない 疑いようのないこと。明白であるさま。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
10
康熙部首
120
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第994位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+07D1B