意味と読み

溶かす, 溶ける

音読み ユウ
訓読み と.ける、と.かす
名のり あきら

成り立ち

この漢字は、左側に古代に使われた三本足の鍋である鬲という加熱用の器を、右側に発音の音符となる虫を組み合わせています。この器は熱して温める動作を連想させ、それが固形のものを液体に溶かすという概念へと自然につながりました。時を経て、この漢字は古代の調理器具のイメージを視覚的な拠り所として保ちつつ、より一般的に「溶かす」または「融かす」という意味を持つようになりました。

融 16画

構成要素

  • 鬲 部首 左
  • 虫 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 金融 きんゆう 資金の融通。お金の貸し借りや流通のこと。
  • 融合 ゆうごう 溶け合って一つになること。
  • 融資 ゆうし 資金を融通すること。金銭を貸し付けること。
  • 融通 ゆうずう 資金や物品などをやりくりすること。また、融通無碍に物事を処理すること。
  • 融和 ゆうわ 仲良く溶け合うこと。和やかな雰囲気になること。
  • 核融合 かくゆうごう 原子核同士が融合して別の原子核になる現象。
  • 投融資 とうゆうし 資金を投じることと融資すること。投資と融資。
  • 金融庁 きんゆうちょう 日本の行政機関の一つ。銀行・証券・保険などの金融業を管轄し、金融システムの安定を図る機関。

データ

画数
16
康熙部首
142
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第481位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+0878D