意味と読み

単一, 独り, おのずから, ドイツ

音読み ドク、トク
訓読み ひと.り
名のり どいつ、どっ

成り立ち

「独」という文字は、左側に「犬」を意味する構成要素を、右側に発音の音符として機能する「虫」という文字を組み合わせています。犬はよく単独の動物として描かれていたため、「犬」の構成要素は歴史的に、何かが一人で立っている、あるいは離れているという意味を伝えていました。これらのかけ合わせにより、「単独」や「一つ」という、それ自体で切り離されたものを表す文字が生まれました。時が経つにつれて、この意味は独立した、あるいは自発的な行動を表すようになり、ずっと後になって現代の日本語でドイツを指すために借用されました。

独 9画

構成要素

  • ⺨ 部首 左
  • 虫 音符 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 孤独 こどく 身寄りがなく、心細くひとりぼっちであること。また、そのさま。
  • 単独 たんどく 他と共同せず、自分一人のみで行うこと。
  • 独演 どくえん 一人で演技や演奏、講演などをすること。
  • 独学 どくがく 学校などに入らず、一人で勉強して学問や技芸を身につけること。
  • 独楽 こま 軸を中心に回転させて遊ぶ玩具。
  • 独裁 どくさい 個人や一党が権力を一身に集中し、ほしいままに政治を行うこと。
  • 独自 どくじ 他にはなく、そのものだけで成り立っているさま。自分独自であるさま。
  • 独唱 どくしょう 一人で歌うこと。また、その歌。

データ

画数
9
康熙部首
94
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
第5学年(教育漢字)
頻度順位
第365位(新聞)
旧JLPT
2級
Unicode
U+072EC