意味と読み

影, シルエット, 幻影

音読み エイ
訓読み かげ

成り立ち

漢字の「影」は、左側の音符と右側の視覚的な分類子を組み合わせています。左側の構成要素である「景」(けい)は、文字の読み方を示唆する発音の手引きを提供します。もともと3つの画や糸を描いていた右側の構成要素の「彡」は、外見や形に関連する何かを示す分類子として機能します。これらの部分が合わさることで、影やシルエット、つまり、実体がないのに現れる画像や形を表す文字が作られます。それはちょうど、影が実体を持たずにオブジェクトの輪郭を模倣する様子に似ています。

影 15画

構成要素

  • 景 音符 左
  • 彡 部首 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 遺影 いえい 故人を偲ぶために飾る、亡くなった人の写真。
  • 影絵 かげえ 光を当てて影をスクリーンなどに映し出して見せる絵。シルエット。
  • 影響 えいきょう ある物事の働きかけが、ほかの物事に変化や作用を及ぼすこと。
  • 幻影 げんえい 実際にはないのに、あたかもそこにあるかのように見えるもの。まぼろし。
  • 撮影 さつえい 写真や映画・テレビなどを写し出すこと。
  • 投影 とうえい 影をうつしだすこと。また、心理学で、自分の感情を他者に移して感じること。
  • 面影 おもかげ 過去の人や物の記憶に残る姿。面持ち。
  • 人影 ひとかげ 人のおおよその姿。また、人の姿の影。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
15
康熙部首
59
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第464位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+05F71