意味と読み

屈する, 曲げる, ひるむ, 服従する

音読み クツ
訓読み かが.む、かが.める
名のり くっ

成り立ち

この文字は、「死体」を表す「尸」と、「現れる」または「出てくる」を表す「出」を組み合わせています。論理としては、体が曲がったりうずくまったりするとき、それは直立しておらず内側に折りたたまれており、外側へ現れ出る状態の反対であるということです。時間の経過とともに、この内側に折りたたむ、または曲げるという視覚的なアイデアは、屈服する、服従する、またはひるむという意味に広がり、どれもしっかりと立って前方に進むのではなく、引き下がったり折りたたんだりする動作を表します。この形は、服従して頭を下げたり体を曲げたりしている人の姿勢をとらえています。

屈 8画

構成要素

  • 尸 部首 垂(たれ)
  • 出 意符 position.tarec

用例(熟語)

  • 窮屈 きゅうくつ 衣服などが小さくて苦しいこと。また、場所が狭かったり、規制が厳しくて自由に動けないこと
  • 屈指 くっし 指を折って数えるほど、すぐれていること。もっとも数少ない中にはいること
  • 屈辱 くつじょく しいたげられて、恥ずかしめを受けること。面目を失うこと
  • 屈折 くっせつ 光や波などが、異なる物質の境界で曲がること。また、心がねじ曲がること
  • 屈託 くったく 気にかかって心配すること。思い悩み、気疲れすること
  • 卑屈 ひくつ いじけて、自分の能力を低く見せたり、必要以上にへりくだったりするさま。
  • 不屈 ふくつ どんな困難にあっても、くじけないこと。
  • 退屈 たいくつ することや興味がなく、時間をもてあまして嫌になること。あきる。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
8
康熙部首
44
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1434位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+05C48