意味と読み

剤, 薬, ドラッグ

音読み ザイ、スイ、セイ
訓読み かる、けず.る

成り立ち

この文字は、左側に音符、右側に意味の手がかりを組み合わせています。小さな刃の部首である右側は、何かを切ることや調製することを示唆しており、薬が調製された物質であるという考え方に合致します。左側の構成要素である斉は、発音を導く音符です。刃の構成要素と音符が合わさることで、計量された1回分の薬や薬自体(自分で小分けにしたり切ったりするもの)を意味する文字を作り出しています。

剤 10画

構成要素

  • 斉 音符 左
  • 刂 部首 右

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 錠剤 じょうざい 薬を円盤状などに固めたもの。
  • 洗剤 せんざい 汚れを落とすために用いる薬剤。
  • 調剤 ちょうざい 医師の処方箋に基づいて、薬剤を配合・調合すること。
  • 薬剤 やくざい 薬として用いられる化学物質や調合薬。
  • 殺虫剤 さっちゅうざい 害虫を駆除するための薬剤
  • 鎮痛剤 ちんつうざい 痛みを和らげる薬。陣痛薬。
  • 漂白剤 ひょうはくざい 繊維や紙パルプなどを白く漂白するために用いる薬剤。
  • 薬剤師 やくざいし 薬の調剤や供給に関する専門の資格を持つ人。

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
10
康熙部首
18
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第1151位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+05264