意味と読み

のがれる, 避ける, そらす, かわす, 敬遠する

音読み ヒ
訓読み さ.ける、よ.ける

成り立ち

この文字は、左側に「行く」や「動き」を意味する構成要素、右側に音符を組み合わせています。音の構成要素である「辟」はおおよその発音を伝えるものであり、意味には寄与しません。左側が移動する、または行くという動作を暗示する一方で、文字全体としては何かから離れる、あるいは何かを回避するという意味へと発展しました。何かを避けるために自分自身をその場から移動させるという発想と考えてください。

避 16画

構成要素

  • 辟 音符 position.nyoc
  • ⻌ 部首 繞(にょう)

音符は字の意味ではなく発音を示す部分です —— そこに意味を読み取らないでください。

用例(熟語)

  • 回避 かいひ 望ましくない事態や危険などをうまく避けること。
  • 忌避 きひ 嫌って避けること。
  • 退避 たいひ 危険や災難を避けて、安全な場所へ逃げ避難すること。
  • 逃避 とうひ 現実の苦痛や困難から目を背け、楽なほうへ逃れること。
  • 避暑 ひしょ 暑さを避けて、涼しい所で夏を過ごすこと。
  • 避難 ひなん 災害や危険から逃れて、安全な場所へ移ること。
  • 避妊 ひにん 妊娠を防ぐこと。
  • 不可避 ふかひ 避けることができないこと

間違えやすい漢字

形は似ていますが意味のつながりはありません —— 違う画に注目してください。

データ

画数
16
康熙部首
162
成り立ちの種類
形声(意味+音)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第756位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+0907F