意味と読み

執念深い, 握る, 掴む, 心に留める

音読み シツ、シュウ
訓読み と.る
名のり し

成り立ち

この漢字は、何かをしっかりと掴むという概念を示すために、2つの意味を表す絵を組み合わせたものです。左側の「幸」は、もともと木製のくびきや拘束具、すなわち保持したり束縛したりするものを描いていました。右側の「丸」は、丸いものや完全なものを示しています。これらの部分が合わさることで、何かをしっかりと捉えて維持する行為、つまり執念深く持ち続けるほどにしっかりと掴むことを暗示しています。やがて、この漢字は「執る」や「何かに固執して手放さない」という意味を持つようになりました。

執 11画

構成要素

  • 幸 意符 左
  • 丸 意符 右

用例(熟語)

  • 確執 かくしつ 互いに自分の意見を譲らず、対立すること。
  • 執行 しっこう 法律や命令、計画などを実際に行うこと。
  • 執念 しゅうねん 心から離れない強い思い。執着する心。
  • 執筆 しっぴつ 文章を書くこと。特に、原稿を書き上げる仕事。
  • 執務 しつむ 職務を執り行うこと。
  • 固執 こしつ 自分の意見や考えをあくまでも押し通そうとすること。
  • 執着 しゅうちゃく 一つのことに心をとらわれて離れないこと。
  • 執る とる 事務などを担当して処理する。

データ

画数
11
康熙部首
32
成り立ちの種類
会意(意味の組み合わせ)
配当学年
常用(中学以降)
頻度順位
第800位(新聞)
旧JLPT
1級
Unicode
U+057F7